先日夕張へ行った折に聞いた話だ。


夕張市の南部地域は、夕張市の東の奥にある。

ほとんど、高齢者ばかりだ。小生の母もその一人である。

住居は、個人住宅と三菱マテリアル(元の三菱鉱業)の社宅との2種類ある。

社宅の方は、人が出て行くにつれて解体し、数も少なくなっている。

三菱マテリアルの社宅は、炭鉱が閉山になった時夕張市との話し合いで、元炭鉱員がそのまま住むことにしたのであろう。その住み続けてきた社宅を出なければならない状況が発生しているとのことだ。

三菱マテリアルの業況の変化もあるのだろう。住んでいる人が高齢化しているので、いまさら移転するというのは難しい問題だ。せめて後10年ほどかな。先の寿命もあまり残っていないと思う。最後まで住まわせてやりたいものだ。


夕張の状況は、それほど好転しているといえない。市民も行政も一丸となってがんばっている。

夕張のニュースは、北海道ではまだ多い。だが、本州方面ではどうなのだろうか。政府もその後、夕張への思いやりがなくなってきているように思われる。


明日(17日)母の様子見に夕張へ行ってくる。夕張の紅葉も徐々に終わり始めるだろう。


明日4日と5日は、石狩市公民館行事「子ども体験広場・浜益川で秋のさけつりキャンプ」の手伝いで出かける。


何とか天気は持ちそうだ。


日増しに寒さが厳しくなっていく。早朝は相当冷え込むだろう。


暖かくなるような準備が必要だ。子どもたちの中で不用意な者があっても一応対処できるように、余分な着衣を持っていこう。


楽しいさけつりができるといいな。



ハイキングネットワークこだま倶楽部の仲間8名と紅葉を眺めに行ってくる。


21日(日)に日帰りだ。


札幌を4時40分出発といえば、石狩の家は4時ころ出なければならないな。


途中で2名を拾って集合場所へ行かなければならない。


何年ぶりの大雪山だろう。


高年齢になると、日々の過ぎ去ること光陰の如しとはよく言ったものだ。


思い立ったら、すぐに行動しなければ後で後悔することとなる。


愛山渓からの入山だ。天候さえ良ければ申し分ないよ。


今年は一時冷え込んでから温度が上がってしまい、紅葉の色づきがいま一つということだが、それでも満足だ。


楽しみだぞ!!

ロバート・B・パーカーのサニー・ランドル・シリーズの2冊を中古書店で見つけ購入し読み上げた。


ここしばらく、孫の相手で外へは出かけることができない。


妻が、「孫たちhあんたなしでは、過ごせないのだから」の決め文句で、小生を縛り付けるのだ。


まあ、妻には、あまり任せられない。孫の帰ったあと疲れきって、へろへろの状態となっている妻の姿をみることとなる。


孫の相手をするということは、体力を使うことであることは間違いない。


そんなわけだから、先の言葉がずんと来るのだ。


さて、女性の探偵サニー・ランドルが活躍するシリーズである。


スペンサーやジェッシィのシリーズを愛読していたんだが、これには手を伸ばしていなかった。


幸い懐のさびしい小生にとって購入しやすかったのだ。


「束縛」「虚栄」である。あと「家族の名誉」「二度目の破滅」は、またの日に手に入れたいと思っている。


虚栄 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 1-41 サニー・ランドル・シリーズ)/ロバート B.パーカー
¥882
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束縛―サニー・ランドル・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)/ロバート・B. パーカー
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幼稚園に通っていた次女の孫(4歳男児)が夏休みに入ってから、ほとんど毎日遊びに来ていた。


次女が二人目の孫(女児)を出産したので、産後の負担を軽減する意味でも賛成したのだが、おかげでこちらはまったく身動きのできない有様となった。


妻は自分の身体が思うようにならないものだから、口だけは達者であれこれ指図する。小生はただ行動するだけ。


本もあまり読めない。布団に入ったら、あっという間に眠りに入るからだ。


それでも、ビング・ウエスト著 村上和久訳の「猟犬たちの山脈」(文春文庫)を読み上げた。


舞台はコソボ自治州。偵察行動中のアメリカ海兵隊のコスグローブ大尉がセルビア兵に拉致された。


大尉の親友ラングはロバーツ、ブレイド、コールダー、ハーベルの部下を引き連れて偵察活動に入る。


現代の戦争では、科学機器が活用される。だが、基本は人間だ。人的能力がものをいう。


よく言われる「走れない兵士は、兵士ではない」。日本の足は、どのような道でも踏破できる。


日常のトレーニングの大切さを、冒険小説中でまた、再確認するのだ。







8月3日(日)次女が女児を出産した。

これで孫が4人となった。

ますます、ジジイとしては元気で居なければならない。

体力は衰え始めているとはいえ、そんなことは言っていられない。

一にトレーニング、二にトレーニング、三、四がなくて五にトレーニングありき。


江戸時代ならば、六十六といえば老人も上位だろう。

今じゃ洟垂れ小僧だ。

昨日は午後7時から開催された北海道登山研究集会実行委員会へ参加。


ハイキングネットワークこだま倶楽部から、1名の実行委員を選出しなければならないのだが、手を上げる会員がいなかった。

事務局を預かっている以上責任があるので、昨年と同様第2分科会を担当する実行委員として参加した。


話題の中心は、上ホロカメトク山の雪崩事故だ。



警察庁から、2007年度の山岳遭難事故についての発表があった。


相変わらず、中高年の遭難事故が多い。


それだけ登山者の数が多いということだろう。


登山ガイドの仕事が増えて、それだけで食べていけるようになったなんて、いい世の中になった。


時間と金を持った中高年者が多いということだろう。


残念ながら体力が追いついていないということだ。


転落、滑落事故増加の原因は、疲労にあるのではないかと推察するのだが。


小生はレスキュー技術を学んで、それと同時に体力の保持にも留意したい。


体力がなければ、行きたいところへ行けない。


妻もすっかり体力をなくしてしまい、車での長時間の移動も身体に堪えるようだ。


そんな訳で、好きだった有島武郎関連施設ニセコの有島記念館や岩内の木田金次郎記念館も、数年来訪れていない状況である。


金があり時間があっても、健康が損なわれていたら何にもならない。常々健康には留意していなければならないことが、よくわかる。