警察庁から、2007年度の山岳遭難事故についての発表があった。
相変わらず、中高年の遭難事故が多い。
それだけ登山者の数が多いということだろう。
登山ガイドの仕事が増えて、それだけで食べていけるようになったなんて、いい世の中になった。
時間と金を持った中高年者が多いということだろう。
残念ながら体力が追いついていないということだ。
転落、滑落事故増加の原因は、疲労にあるのではないかと推察するのだが。
小生はレスキュー技術を学んで、それと同時に体力の保持にも留意したい。
体力がなければ、行きたいところへ行けない。
妻もすっかり体力をなくしてしまい、車での長時間の移動も身体に堪えるようだ。
そんな訳で、好きだった有島武郎関連施設ニセコの有島記念館や岩内の木田金次郎記念館も、数年来訪れていない状況である。
金があり時間があっても、健康が損なわれていたら何にもならない。常々健康には留意していなければならないことが、よくわかる。